ガレットやクレープなどは、もともとこの地方の日常食で、そば粉をミルクで溶いて薄焼きにし、それでソーセージやハムをくるんで食べていたのが本来の姿ですね。
いまではパリでも日本でも洒落た食べ物ですが、そもそもの生まれは哀しい代用食だったのはいうまでもありません。
このブルターニュ地方には、この薄焼きであるガレットやクレープ以外、日本の “ そばがき ” と殆ど変わらないキガ・ファルスといって、そば粉を湯で練って丸め、団子のようにしてベーコンなどと一緒にスープなど、脂肪が加わる分濃厚な味なものもありますが、フランス人は、ただそれを平たく伸ばして包丁で細く千切りにしようという、いわゆる日本蕎麦のアイデアだけはなかったようですね。
このそば打ちですが、なかなかどうして素人にはリクリエーションとしては恰好のもので、脱サラや、老後の発起になりうるほどの魅力を持つらしく、最近ではラーメン同様そばやうどんの店舗開業サポート会社もかなりの数です。
茅ヶ崎は円蔵に突如としてあらわれた「手打ちそば・うどん工房 桃前」もそんなプロセスを得て、自宅を改装しての家族経営のお店。
そばは細く扁平の更科系、うどんも稲庭系の細く平たいお品陣・・・日本酒もちょっと拘った品揃え。
接客もはじめて、お店もはじめてのオーナーですが、ご近所での開店と言うことで、ぜひぜひとも頑張っていただきたいですね!




































