生息域が狭くなると生息密度が上昇し、縄張り争いが多発して死亡数が増加し、遺伝子の異常が発生し、正常な個体数が減ってしまいます。それこそネコ科の動物は生き延びる術を失ないつつあります。
このことだけでも分かるように一番の原因はやはり人間の存在でしょう。しかも罪深いことに、これに加えてネコ科動物の最大の悲劇は、人間を魅了してやまない自らの美しい毛皮にあります。特に斑紋のあるヒョウやオセロットなどの毛皮は人気が高く、さかんに捕獲され、野生状態における彼らの状況はもう絶望的としか表現できないくらいまでに追い込まれてしまいました。
しかし、人間もただ手をこまねいているだけでは話になりませんので、ネコ科に関わらず絶滅の危機に瀕している動物たちの保護へ、地球規模での代表的な保護対策として有名なもではレッドデータブックとワシントン条約などなど多少なりとも乗り出しています。
小さな命の保護者のわれわれが、その無垢で健気な魂にふさわしい気持ちを、人間側の心構えとして持ち続けてあげたいと思います。


































