茅ヶ崎市は西久保の田村大山街道(県道藤沢・伊勢原線)が、小出川にかかる寒川への架け橋「大曲橋」は、むかし間門川とよばれ、そこで纏わる民話にて、「かっぱどっくり」の由来が記された記念碑は円蔵にある「輪光寺」に・・・。
【 むかし、西久保に五郎兵衛さんという正直で働き者のおじいさんが住んでいました。
ある日五郎兵衛さんは、一日の仕事を終え、間門川で馬のアオを洗っているとどこからかカッパが現れ、馬のお尻にかみつきました。驚いた五郎兵衛さんの叫び声に、西久保村の若い衆が駆けつけ、カッパをとらえ、大木にしばりつけてしまいました。しかし情け深い五郎兵衛さんは、カッパが かわいそうになり、なわをといてあげました。するとその夜、五郎兵衛さんの家にカッパが現れ「命を助けていただいたお礼です」とトックリをさしだしました。
このトックリは、くめどもくめども酒が出てくるトックリで、底を3回たたくと、とまってしまう不思議なものでした。調子にのった五郎兵衛さんは朝・昼・晩と酒びたり。すっかりなまけものに、なってしまいました。
ある日、やせ細った、愛するアオを見た五郎兵衛さんは、これではいけないとトックリの底を3回たたきました。これでいってきの酒も出なくなり、また働き者の五郎兵衛さんになりました。 】
(茅ヶ崎市文化資料参照)


































