実はこの「ワタナベ夫人」とは、低金利で円を借入外貨に両替し、海外の高金利資産に投資する日本の主婦たちを指す言葉なんです。
日本に「渡辺」の姓が多いこという理由から、海外の為替トレーダーによってつけられたinvestorの名前で、ドル資産に巨額を投資してきた彼女たちが、サブプライム問題を機に資金を回収したため、ドルが円に買い戻され円高を加速させたことは言うまでもありません。
この「ワタナベ夫人」が、07年に売り買いした外国為替規模は200兆円に達するともいわれ、これは東京外国為替市場で取引された額の約30%を占める数字であり、米国投資銀行のJPモルガンは、世界金融市場に流れている「ワタナベ夫人」の資金は40兆円に達すると推測していました。
アナリストは、ドル安が継続するとの見通しから、彼女たちの資金回収が今後も続くだろうと予測する一方、日本の低金利が回復されない限り、「ワタナベ夫人」の海外投資が再開されるという分析もあります。
ただしあり得はしませんが、急に高金利になった場合、かなりの企業が倒産に追い込まれるでしょう。

































